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宝塚市 遺品整理の現場から感じる孤独死と社会的孤立

神戸、大阪、京都で遺品整理・生前整理を行っているスリーマインドです。

近年「無縁社会」や「絆」といった言葉が多く聞かれるようになりました。社会とつながること、または繋がりが失われることへの社会への関心が特に高くなってきているように思います。

「社会的孤立」とは、他者および社会との接触がほとんどなく、もしくは全くないという客観的な状態を指す言葉です。

内閣府の調査では、全国の60歳以上の男女のうち人とほとんど話すことがないという人は3.4%であり、ほとんどの人が週に1回以上は誰かと接触を持っています。しかし、一人暮らしの高齢者の方は近所付き合い、親戚との付き合いともに、「ほとんどない」と回答する割合が他世帯の高齢者と比べて高いと言われております。

社会的に孤立状態にある人は、主観的な健康や生活満足感が低いことに加え、社会的孤立は生活機能に悪影響をもたらし、死亡確率をためる要因の一つであるとも言われているようです。

弊社でご依頼があった孤立死があったお部屋の遺品整理の多くは、社会的孤立した方だと思われます。社会から孤立し、お部屋から出るのも億劫になり、生活環境も悪化している事が、お部屋をみているとよくわかります。

現在では社会的孤立状態にある人を社会とつなぐシステムも作られつつあります。社会福祉協議会が中心となって、一人暮らしの高齢者に定期的に声かけ、見守りを行う「見守りネットワーク」と呼ばれる取り組みや、緊急時に通報したり、連絡したりできるような「安否確認システム」などが各地域で行わるようになってきていますので、ご利用いただければと思います。

今後も啓蒙活動通じて、私たちの経験が社会の役にたつよう情報発信をしていきたいと思います。

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