宝塚市を中心に西宮市、芦屋市、伊丹市、川西市、尼崎市の阪神間で遺品整理・生前整理・空き家整理、不要品処分を行っているスリーマインドです。
なぜか進まない空き家となった実家の遺品整理
昨日、宝塚市内で空き家となった実家に遺されている遺品整理作業をさせて頂きました。
ご依頼者のご遺族の方は、兄弟2人で半年前から仕事が休みの日に、1時間かけて空き家となった実家に行き、遺品整理をしていたそうです。自分たちが生まれ育った家に遺されたご両親の遺品を片付けていると、どうしても懐かしい思い出が蘇り、なかなか進まない。
ご両親が愛用していたアクセサリーや帽子し、メガネ。また自分が使っていたお部屋でも写真や手紙がでてくると手が止まってしまう。ご両親の私物を捨てるには辛いが、捨てずに置いておきたいが保管するスペースがない。
その中で形見品として大事に持っておきたい品は、ある程度探し出すことが出来たが、要らないと判断した大量の不用品を、どのように処分すればよいのかが分からない。
世代間のギャップ
昨今では実家の片付けに追われる人が増えています。
実家の片付けは個人だけの問題ではなく、社会的にも問題になりつつあります。
実家の片付けをしようと思うきっかけは、「親の実家を相続したため」、「実家を売却するため」、「親が亡くなったため」などの理由が多く、今回のご依頼者様もご両親がお亡くなりになり、相続した実家を売却するためでした。
自分たちが結婚し、家を出て行ってから、父と母の二人だけで住んでいたのに、「なぜこんなに荷物がふえているのか」と疑問に思っているそうです。
様々なお家のお片づけをさせて頂いているが、ご高齢の方には非常によく見る光景です。同じ物が何個もある・・・。
トイレットペーパー、歯ブラシ、砂糖、醤油など、半年分か1年分ぐらいのストックがある家は非常に多いです。物がない時代に育った親世代は物を捨てる、処分する事に非常に罪悪感があったりするようです。
物を買うことに満足感が覚え、物に囲まれている安心感があるです。その一方で、物が溢れている時代に生まれた子供世代は、「断捨離」という言葉が受け入れられるように、物を捨てることに躊躇しない。
反対に物を買うことに躊躇すると言われています。その様な世代ギャップ(価値観の違い)をお片づけをしていると感じます。
各市町村によって分別方法が異なる
遺された大量の遺品を、不要となった可燃物、不燃物、粗大ごみ、リサイクル品、プラスチックなど、どれが可燃物で不燃物なのか、どのように仕分けすればよいのか、悩みながら作業をしていると進まなくなります。
そして自分が住んでいる所と実家がある所が違う場合は、分別方法が異なります。各市町村が保有しているクリーンセンターのごみを処理する機械の処理能力が違うからです。
A市では傘は「可燃物」だとしても、B市では「不燃物」だったりしますので、お片づけをする前に市町村に確認する必要があるのです。
時間的、体力的に余裕がない場合は専門業者に依頼
様々な理由で空き家となった実家の遺品整理をしようと思ってもなかなか進みません。
時間的、体力的に余裕がある場合は、ゆっくり自分たちで遺品整理をする方が良いと思います。
遠方に住んでいる方で、時間的に余裕がない方やご高齢などで体力的にも余裕がない方は専門業者に依頼するのも良いと思います。
お困りの場合はぜひお気軽にご相談ください。