こんにちは。
家じまいアドバイザーの屋宜明彦です。
このたび、兵庫県地域人権運動総連合が発行する『地域と人権 兵庫版』にて、
私の取り組む「元間整理(げんかんせいり)」について、
記事を掲載いただきました。

目次
元気な間に整理する「元間整理」のススメ
記事では、実際に私が現場でサポートさせていただいたお客様との出来事について
お伝えしました。
依頼された息子さんは、険しい表情で「全部捨てて」とおっしゃいました。
作業中、剣道の防具や賞状など、父親が息子さんを思い続けた形跡が次々と見つかりました。
それを目にした息子さんの表情が柔らかく変わり、いくつかの品を大切そうに持ち帰られました。
遺品整理は、物だけでなく心の絆も整理する大切な機会だと改めて実感した現場です。
この現場を通じて改めて感じたのは、
遺品整理は「物」を片付けるだけではなく、「心の整理」でもあるということ。
そして、そうした大切なモノや想いを、
生前のうちに少しずつ整理しておくことで、家族に伝わるものがあるということです。
「遺される人に迷惑をかけたくない」
「家族に想いを伝えておきたい」
そう考える方にこそ、“元間整理”を知っていただきたいと思っています。
今回の掲載を機に、より多くの方に元間整理の考え方が届き、
ご家族との対話や準備のきっかけになれば嬉しく思います。
家じまいアドバイザー
屋宜 明彦