このたび、株式会社スリーマインドは兵庫県より「残置物処理等業務」に関する認可を正式に取得いたしました。
もともとスリーマインドは、兵庫県の「居住支援法人」として認可を受けておりましたが、
2025年10月1日施行の「改正住宅セーフティネット法」により、
居住支援法人の新たな役割として『残置物処理等業務』が追加されました。
今回の認可により、これまで以上に地域の高齢者や賃貸オーナー様が抱える住まいの課題に、
より広く・より安心して寄り添える体制が整いました。
■ 「残置物処理等業務」とは
新たに制度化された「残置物処理等業務」は、
単身高齢者や身寄りの少ない方が亡くなられた際、
残された家財や生活用品を適正に整理・処分し、住まいの原状回復を支援する取り組みです。
これにより、
- ご遺族が遠方に住んでおり対応が難しいケース
- 賃貸物件で、残された家財が原因で次の入居が遅れてしまうケース
などに、行政と連携しながら迅速で丁寧な対応が可能になります。
スリーマインドでは、これまでの遺品整理・生前整理の経験をもとに、
「人に寄り添う整理」を軸にした信頼できる対応を行ってまいります。
■ 背景と目的
創業以来、スリーマインドは「家じまい」「生前整理」「遺品整理」を通して、
数多くのご家庭や高齢者の方と向き合ってきました。
現場でお聞きする声の中には、
- 「施設に入る前に家を片付けたい」
- 「一人暮らしの親が亡くなったあと、部屋の整理をどうすればいいか分からない」
- 「貸主として、残された荷物の処分に困っている」
といったお悩みが多くあります。
こうした課題を公的制度のもとで安心して解決できるよう、
今回の「残置物処理等業務」への認可を受け、より実践的な支援体制を整備しました。
■ 今後の取り組み
今後は、居住支援法人として以下の取り組みを行ってまいります。
- 高齢者・ご家族の住まいに関する相談支援
- 賃貸住宅の退去時における残置物の適正処理
- 不動産オーナー・管理会社への支援・連携強化
- 行政・包括支援センターとの協働による地域ネットワークの構築
これらを通じて、
「誰もが安心して住まいを選び、暮らし続けられる社会」 の実現を目指します。
■ スリーマインドの想い
私たちは、単なる片付け業者ではなく、
人と住まいをつなぐ存在でありたいと考えています。
今回の認可は、これまでの現場経験と信頼の積み重ねを評価いただいた結果であり、
社会的責任と地域貢献の両面で、さらに使命を果たしていく決意です。
これからもスリーマインドは、
- 高齢者の方が安心して暮らせる環境づくり
- 賃貸オーナー様が安心して貸せる仕組みづくり
- 地域全体が支え合う循環の構築
この3つを軸に、誠実に取り組んでまいります。
株式会社スリーマインド
家じまいアドバイザー®
屋宜 明彦






