神戸、大阪、京都の阪神間で遺品整理を行っているスリーマインドです。
宝塚市内で生前整理のお見積にお伺いさせて頂きました。ご自宅のマンションの一室にお伺いすると、雑誌や新聞などが天井まで積みあがった「モノ屋敷」でした。
「整理した方がよい」という近隣住民の皆さんからの声掛けがきっかけで整理を考えはじめましたが、近くに家族はおらず、とても一人では片づけきれない状態で途方に暮れていた時に、お知り合いの司法書士の先生に紹介して頂いたとのことでした。
なぜこんな状態になってしまったのか聞いたところ、その原因は19年前に起きた阪神淡路大震災で、震災の大きな揺れでブラウン管テレビが床に落下し、ご自分では動かすことができなくなったようです。ご主人の死からうつ病を発症し、まだ幼稚園に通っていた息子さんをご主人の実家に残して、一人で大阪に引っ越したという辛い経験から、誰にも頼ることが出来なくなり、寂しさのあまりモノを貯めこむようになってしまったとの事でした。
このような方の場合は一気に片付けるのではなく、数回にわけて片付けることをご提案していきたいと思います。