和処Re楽 女将 裏野 由美子先生
・ファイナンシャルプランナー
・講師育成セミナー講師
・ビジネスマナー研修講師
遺品整理業界のイメージがクリーンではない現実。
遺品整理の業界はまだまだ歴史も浅く、不法投棄やボッタクリなど悪徳業者が横行しているなどニュースにも取り上げられ、お客様のイメージとしてもクリーンな業界ではないという状況です。
現場の仕事は重いものを搬出する体力仕事でもありますが、お客様の遺品を扱う、とてもデリケートで繊細な心配りを要する尊い仕事だと矜りを持っております。
それなのに、業界のイメージが悪いという事で、
「親にこの仕事を始めることを相談したら反対された」
「彼女に遺品整理の仕事をしていることを隠していた」
そんな風に話す同業の若いスタッフもたくさん見てきました。
胸を張って「遺品整理の仕事をしてます!」と言える業界にしたい
私たちスリーマインドでは、当社のスタッフ、だけでなく全国の遺品整理の仕事に関わる全ての方に「パパの仕事はかっこいいんだぞ!」と自分の子供にも誇れる仕事として業界のイメージを変えていきたいと考えています。
今回のビジネスマナーのスキルアップ研修に自社だけでなく関連会社様にもご参加いただいた経緯としては、この業界イメージ改善の輪を少しずつでも広げていきたいという思いからでした。
マナーは自分が恥をかかないためでなく、お客様への思いやり
人間自分の知らないことに対して、抵抗感を抱くもの。
でも裏野先生の講義では、作法や形から入るのではなく、なぜマナーを学ぶのか?なんのために?ということをわかりやすく説明してくださり、興味をもち楽しみながら学ぶことができました。
特に響いた言葉は「マナー」=「思いやりを行動・形にしたもの」
という言葉でした。
「マナーができてないことで恥ずかしい思いをするのは自分なのだから、自分がどう見られても構わない。
裏野先生の名言より引用
ではなく、お客様への思いやりや気遣いを形にしたものがマナーです。
だからマナーの知っている人は、マナーの知らない人に合わしてあげるんです」
マナーとは振りかざすための武器ではなく、相手への思いやりだったんだと、一気に苦手意識がなくなり、もっと学びたいという姿勢に変わりました。
「第一印象で人は相手の事を判断します。
だから自分の第一印象を良くする。これがマナーの本質ではないのです。
第一印象で相手を判断してしまう自分に気づく、これがマナーの本質。」
裏野先生の名言より引用
ビジネスマナーの基本原則である、表情、挨拶、お辞儀、身だしなみ、言葉遣いまで、クイズや実践を交えながら楽しく学ばせていただきました。
今回のビジネスマナー研修でいきなり完璧なマナーが身につくわけではありません。日々の積み重ねを大切にしながら、社員同士でも気付いた事を共有しながらマナーを身につけていきたいと思います。
これからもお客様に喜んでいただけるように、そして業界のイメージをクリーンに変えることを目標にスリーマインドではスキルアップ勉強会を定期開催してまいります。
和処 Re楽(りらく)女将 裏野 由美子先生 ご縁をいただき誠にありがとうございました。