宝塚市を中心に西宮市、尼崎市、伊丹市、川西市などの阪神間を中心に遺品整理・不用品処分(粗大)、空き家の片付けなどを行っているスリーマインドです。
昨日、葬儀社様のご紹介で宝塚市内に住まわれていた方がお亡くなりになり、遺品整理のお見積りにお伺いさせて頂きましたが・・・
故人様はお一人で宝塚に住んでおられ、故人様にはご子息がおられず、親族は姉が一人高知県に住んでおりました。ご自宅の玄関でお亡くなりになれているのを隣の住人が発見し、警察に通報したようです。
警察から連絡があった姉が高知県から出てこられ、お通やご葬儀をされたのですが、弟(故人様)が住んでおられたお部屋の遺品を一人では片づけることができないので、葬儀社様に相談したところ、当社をご紹介して頂き、ご連絡をいただきました。
遺品は誰のものなのか・・・
ご遺体の発見から3日後、お葬儀も終わり、お約束の時間に遺品整理のお見積りにお伺いしたところ、ご依頼者様(姉)がおられ、お部屋に入ると遺品は綺麗に片付いていたので、
私:「今朝から一人で遺品整理をされたのですか?」
ご遺族:「私が来た時には遺品が無くなって、部屋の中が空っぽでした」
と困惑されているご様子でした。
そんな時、第一発見者の隣人が来られ・・・
隣人:「部屋の遺品は全部片付けて処分したよ」
ご遺族:「・・・・」
隣人:「あなたが来るのが遅いから、私が片付けました」
ご遺族:「どんな生活をしていたか遺品をみたかったのに、なぜ勝手にかたづけるんですか」
隣人:「私たちはNPO団体で、ずっと横に住んで、弟さんの世話をしてきた。大家さんにも迷惑かけれないし、死臭の匂いもあるから、あなたがいつ来るかも分からないから、私たちで片づけた」
遺族:「それでも私の弟です。相続人です。私が遺品を片付けるのが普通でしょ」
そんなやり取りがありました。
遺品は誰のものなのか・・・当然相続人である、お姉のものです。相続人に相談もなしに勝手に処分するなど、あってはなりません。
遺品の中には当然、不用品以外にも貴重品もあれば思い出の品もあり、ご遺族様にとっては大事なものも多くあります。ご家族にしか分からない大事な品・・・
お姉さんの悲しい顔を見ていると涙がでてきました・・・
今回のこの事件は本当に腹が立ち、こんなことが二度とあってはなりません。