こんにちは
家じまいアドバイザー®︎の屋宜明彦 でございます
この度、貴重なご縁を頂き株式会社TKCが発行されている、年商50億円を目指す企業の情報誌『戦略経営者』の2021年6月1日号に掲載いただけました。
今回取り上げて頂いた内容は、今までとは違う角度からの取材で少し緊張しましたが、中森勇人様に綺麗に纏めていただけました。
感謝申し上げますっ!!!
『ありがとうスパイラル』で社員の意識を改革
スリーマインドが取り組む、人材教育方法や遺品整理業界をどうしていきたいか、など屋宜明彦の想いを取り上げて頂きました。

人材戦略の新常識
「ありがとうスパイラル」で社員の意識を改革
生前整理から遺品整理までを請け負う、株式会社スリーマインド(兵庫県)。
住人が孤独死した現場は異臭を放ち、足の踏み場もないほどのゴミが散乱する。まさしく3K職場なのだが、同社の離職率は低く、人材採用にも事欠かない。
その理由は何か。
キーワードは「リテラシー」だ。
現場での仕事が多いなか、社員にアイフォーンやパソコンを支給し、ーTリテラシーを向上。認知症や相続の知識を学習して情報リテラシーを高める。
さらにこの業界では珍しく、ユニホームや社章を身につけるなど、清潔感を強調し、意識改革を図る。
代表取締役の屋宜明彦さんは「長年この仕事に携わっていますが、しょせんゴミ処理業者だろうと下に見られることもしばしば。社員がそのように軽んじられるのを見過ごすわけにはいきません。そこで取り組んだのが意識改革でした」と振り返る。
遺品整理業界にはゴミ処理業者や産廃業者など、異業種からの参入が相次いでいるが、悪徳業者も後を絶たない。
発注してみたら、あれこれ理由を付けて、見積りの数倍の請求額を突きつけるなど、苦情が多いのもこの業界の実態だ。
業界の顔としてけん引
業界の健全化を胸に秘めていた屋宜さんは、4年前にスリーマインドを立ち上げる。以来、「ここに頼めば大丈夫」と信頼される会社づくりを目指してきた。
その姿勢は高く評価され、年間600件にのぼる依頼の大半は、紹介によるもの。不動産会社や彝儀社はもとより、ファイナンシャルプランナー、税理士からの依頼も多い。また、行改が主催するイベントで講師を年間100回以上務めるなど、
認知度も高まってきている。
社員は「相続手続カウンセラー」の資格を取得したり、片付けだけでなく、相続手続きをアドバイスする、一段上の遺品整理を実現。
こうした取り組みが取引先からの信頼獲得につながっている。
屋宣さんは相続手続カウンセラー協会の理事を務め、業界のオビニオンリーダーとしての顔も持つ。
「従業員には、顧客の大切な資産を預かっているとの自覚を持ってもらいたい。そしてその自覚が意識を高め、たとえゴミまみれになりながらも、その先にある顧客の『ありがとう』のために働いてほしいと願っています」
顧客の感謝が社員のモチベーションになり、ひいては紹介者にも伝染し、仕事の依頼につながる。
この連鎖を「ありがとうスパイラル」と命名しましたと屋宜さんは笑う。
もちろん勤務条件や識場環境の改善にも力を入れている。勤務時間は完全フレックス。顧客の状況にあわせ、出退社時間を自由に設定できる。作業は夕刻に完了し、帰社してパソコンで案件管理を行う。
毎年ベースアップを実施し、経常利益の10%を社員に還元するなど、給与面でも配慮している。
オフィスもフリーアドレスで、IT企業と見まがうほどのスタイリッシュなデザイン。これも社員の意議改革に役立っているという。
年に数回行う社員研修の際、社員はスーツ姿で参加している。
「『パパカッコいい』と言ってもらえる環境づくりも大事。会社を
いっそうレベルアップしていきたいと決意を新たにしているところです」
将来の独立を目指す社員もおり、従業員教育に力を入れ、資格取得の後押しもしていきたいと前向きだ。
↑『戦略経営者』ページより抜粋させていただきました。
お手すきな時にみていただけますと幸いでございます。
家じまい・遺品整理・生前整理でお困りの際には、スリーマインドへお気軽にお声かけください。
家じまいアドバイザー®︎ 屋宜明彦